予備校に行くには現役高校生で年間50~80万円、高校卒業生年間100~120万円ぐらい必要になると言われています。「予備校に通う=志望校に合格する」というわけではありませんが、合格率はアップするでしょう。
しかしながら年間50万以上というお金は家庭によっては支払う事が難しい金額である場合があります。
予備校に行きたいけど予備校のお金がない場合は、どのように勉強すればいいかを書いてみます。
目次
お金がなく予備校に通えない場合の対策
お金がなく予備校に行けない場合にどのような勉強環境がありえるかを書いてみました。
学習環境を選ぶ際の参考にして下さい。
近く個人経営の塾やフランチャイズの塾
予備校に通えない場合、個人経営の塾やフランチャイズ展開している塾が選択肢となります。これは予備校と比較して授業料が安く経済的な負担が少なく通えます。
地元密着であるため地元の大学の傾向を抑えて指導をしており、小規模ながら熱心な指導をしている教室も多く個別指導や少人数制の指導が充実していたりします。
生徒との距離も近く学習の悩みや進路相談に柔軟に応じてくれる所が多いです。
しかしながら、指導方法などがカリキュラムが自分と合わないというケースもあるので塾選びは慎重にならないといけないでしょう。
家庭教師
予備校への通学が難しい場合、家庭教師を雇うことは有効な代替手段です。受講単価は安くないので基本的にべったり指導というよりもわからない所を聞くという形になりますが、回数を自分で決める事が出来るので予備校と比較して安く抑える事が出来ます。
家庭教師のいいところは生徒一人ひとりの学習スタイルや理解度に合わせた個別指導をするところです。
ネット動画授業
最近ではスタディサプリ等の格安で受講出来るeラーニングが色々あります。eラーニングと自習で学習するのも1つの方法です。
eラーニングのいい所は、地理的な制約や時間的な制約を受けない事です。つまりインターネットに接続が出来ればどこでも受講出来る事です。
更に近年では著名な講師の動画がリーズナブルな料金で視聴出来たり、教育系YouTubeチャンネルでは無料で視聴出来たりします。
更に質問を投稿出来るようになっているプラットホームもあり学習効果を高めやすい環境でもあります。
学校の先生を積極的に活用する
受験勉強に勉強にどこまでお金を掛けられるかにもよりますが、学校の先生を徹底的に活用しましょう。
公立高校の先生でも質問しにくる生徒には回答するでしょう。
予備校に通う事が難しく個人経営の塾に通う事も難しい場合は、「学校の先生を積極的に活用」してみましょう。学校の先生は家庭教師の先生ではありませんが、生徒の学力を把握しており質問する先としては最適であります。
授業中に聞く時間がなければ、昼休みや放課後を利用してわからない所を質問したり学習の相談をするといいでしょう。
学校の先生は進学校でなくても生徒を指導するのが仕事なので教えてくれるでしょう。
予備校に通える通えないはおいておいて積極的に利用しましょう。
勉強場所に困ったら有料自習室を利用
予備校に通うと勉強を教えてもらったり進路の相談に乗ってもらったり以外にもうひとつ勉強するためのメリットがあります。
それは自習室を使える事です。中々自宅で集中して勉強する事が出来ない生徒が多いので自習室は大きなメリットです。
では、予備校に通わない場合はどうすべきかという塾に自習室があれば利用するといいでしょう。
では、塾に自習室がなかったり塾に行かない場合はどうすればいいのかを書いてみます。
最優先の選択先と言えば、自宅になるでしょう。
でも自宅では勉強できないという人も多いです。そういう人は有料自習室を利用する事をお勧めします。
有料自習室とは勉強するための施設で静かで集中して勉強出来ます。予備校に行かない人にとってはおすすめです。
有料自習室でもおすすめは、スタディルームレオです。
バイトしながら予備校に通う
高校生ともなればアルバイトで働いて予備校の費用を自分で稼ぐもしくは1部を負担するというのが選択肢の1つに入るかもしれません。
浪人生であれば、1日のうち少しの時間をアルバイトをして予備校代を稼ぐというのが合理的な選択のように思えます。
あくまで個人的な意見ですが、受験勉強という時期は勉強を優先した方がいいのではないかと思います。
本来であれば勉強に咲くべき時間をアルバイトに咲く事で勉強に影響が出る可能性は高いでしょう。
アルバイトと言っても甘くはありません。過度のストレスや肉体的な疲労は勉強の効率に影響を与えます。
アルバイトをするぐらいなら家族と相談して教育ローンや奨学金などで資金調達を考えるべきでしょう。
この時期はまず勉強を優先するべきでしょう。
お金がなく予備校に通えないまとめ
お金がなく予備校に通えない場合について書いて来ました。予備校に行く事が重要ではなくて志望校に合格する事が目的です。
予備校に行くには高額なお金が必要になりますが、「お金がない=勉強が出来ない」というわけではありません。
お金がないならないで色々選択肢はあるので諦めないで頑張りましょう。